2010年2月19日金曜日

八重山五島めぐり その2

由布島の植物園で珍しそうに花をみていると地元の管理人が苗木をくれた。帰りも水牛車で美原に戻りバスに乗る。運転手さんの悠長なガイドで海岸線を北上する。途中何箇所か「イリオモテヤマネコ注意」の道路標識があって、その付近には必ずヤマネコ専用の横断地下通路が設置されているという。まだ工事中のところもあった。又このあたりは「カンムリワシ」も見ることできるそうである。美原から40分で宿泊地サンクチュアリーリゾートニラカナイに着く。ホテルで昼食を済ませてバスで20分ほど走ると、島の道路終点 白浜港に着いた。ここからが今回ツアーのメインである奥西表島秘境めぐり「仲良川ジャングルクルーズ」である

                ここから仲良川に入る

ジャングルの浅瀬でも入っていける吃水の浅い特殊ボートでマングローブの川を奥深く行く。海人の船長の案内でマングローブの実に触ったり、亜熱帯植物が手に届くほど川幅の狭まったところまで近づいて話を聞いた。途中NHKのテレビで放送のあった、あり塚を利用した「赤しょうびん」の巣を見ることができた。六、七月頃になると、この辺は夜に咲いて朝には散ってしまう幻の花「サガリバナ」が見事に川面を染めるという。ボートの終点からさらにカヤックで奥まで探検できるコースも沢山あるとのこと。

                川面を染める「サガリバナ」

仲良川からの帰りは内海に出てボートのへりから青い海を覗くと珊瑚が沢山見える。シュノーケルで楽しみたくなるような海。

                コバルト色の珊瑚の海

船でしか行けない浜「イダの浜」に上陸した。浜から見る風景はほんとに美しい。西表随一だという。今度きた時はのんびりと海水浴やシュノーケリングで楽みたいものだ。景色を惜しみながら珊瑚の拾い物をして乗船した。

                イダの浜

ホテルに戻ると鳴き砂で有名な「月が浜」を散歩、弓なりの浜を楽しんでいるうちに夕方になって、西表の夕日を見ることができた。夕食は最後の夜ということで、今回のツアー全員で会食になった。予定の旅も終わりということで、安堵の笑顔で泡盛「いりおもて」をおいしく飲んだ。
                月が浜(鳴き砂の浜)
今は八重山五島めぐりで日本列島の西の端にいて、満天の星空をバルコニーより眺めている。不思議な気がする。明日は石垣空港から宮古島空港経由で帰途に就く。




1 件のコメント:

ちょろ さんのコメント...

こんばんは
ご無沙汰しています。
ずっと見ていますよ。
空の青さがすごいですね。色が濃い!
「サガリバナ」って見てみたい!
とっても幻想的ですね。